ほたるの絵日記
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カテゴリ:いぬ写真の撮り方( 4 )
露出について③。
前々回、黒いものを見た目通り黒く写すには、
露出補正をマイナスにすればいいと書いたのですが、
「いぬ写真」の場合は、そうしない方が良い結果になることが多いです。
a0150380_1845335.jpg
Canon EOS 7D + EF70-200mm F2.8L IS Ⅱ USM
絞り優先AE 焦点距離200mm SS1/800 F2.8 ISO100 露出補正±0 評価測光

Digital Photo Professional(DPP)でRAW現像 ピクチャースタイルニュートラル
ホワイトバランス4900K【マゼンタ方向(色合い270)に調整(色の濃さ12)】 
コントラスト-1 色の濃さ+1 アンシャープマスク(強さ2 細かさ1 しきい値9) トーンカーブ調整


マイナス補正して、実際の明るさに合わせると、
肝心の被写体(黒いいぬ)がまっ黒になって、ただのシルエットになってしまうことも。

±0~+2程度、被写体が写真に締める割合が小さいほど+に補正して、
明るめに撮れば顔の表情が写ると思います。


逆光で被写体がこのくらいの大きさで、
露出補正±0だとこんなイメージ。
a0150380_19294681.jpg
背景の明るさを重視した設定です。



次に、被写体に合わせて、露出補正+2だとこんなイメージ。
a0150380_1932157.jpg
被写体を重視した設定です。


最後に、中間をとって+1で調整してみました。
a0150380_19381843.jpg
Canon EOS 7D + EF70-200mm F2.8L IS Ⅱ USM
絞り優先AE 焦点距離123mm SS1/800 F2.8 ISO100 露出補正+1 評価測光

Digital Photo Professional(DPP)でRAW現像 ピクチャースタイルニュートラル
ホワイトバランス4900K【マゼンタ方向(色合い270)に調整(色の濃さ30)】 
シャドウ+1 色の濃さ+1 アンシャープマスク(強さ2 細かさ3 しきい値7) トーンカーブ調整


例が、なんの面白みのない写真で申し訳ありません。
分かりやすそうな写真だったもので・・・。
因みに、この補正量による明るさの結果は、
カメラの機種や測光方式によって変化しますが、考え方は一緒です。


で、これは、好みもあるでしょうし、正解はないのかもしれません。


この場合、バックが明るければ明るいほど、白トビしやすくなります。
被写体がまっ黒になるよりは、そっちの方がいいですが、
そうならないように撮る方法は、バックが明るすぎないところで撮ればいいのです。

簡単に言えば、曇った日や日陰の方が断然撮りやすいし、綺麗に撮れます。

でも、個人的にはこういうギラギラした感じや、
屋外の雰囲気を出せる晴れの日が好きだったりします。

以上、少しでも参考になればいいのですが。

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by mokomokohotaru | 2011-07-14 20:04 | いぬ写真の撮り方
「露出」について②。
前回、カメラが光を取り込む量で、
写真を明るくしたり暗くしたりしてると書きましたが、
具体的にどうやって、カメラに取り込む光の量を調整してるのかの原理は、
すごく簡単なんです。

明るく写す方法は、具体的に2つ。
ひとつめは、光の取り込む場所の面積を大きくしてやる。
もう一つは、光を取り込む時間を長くする。

暗く写す方法は、明るくする場合と逆にすればいいだけで、
面積を小さくしてやるか、時間を短くしてやればいいってことです。

例えば、写真を明るくしたい場合、
面積を倍にするのと、時間を倍にするのとでは、同じ効果で、
どっちでも、同じように明るくできるんです。

面積の調整は、いわゆる「絞り」ってヤツで調整し、
時間の調整は、よく聞く「シャッタースピード」で調整するわけです。
a0150380_1621273.jpg

カメラのモードで説明すると、

カメラが測光した情報(平均的な明るさ)に、
撮影者が「露出補正」して導き出した「適正露出」が元になります。

考え方は、
絞り+シャッタースピード=適正露出。

例えば、簡単に適正露出が5だとした場合、
1+4=5
2+3=5
3+2=5
4+1=5
と、組み合わせができます。

何通りもある絞りとシャッタースピードの組み合わせから、
カメラに適当に選んでもらうモード(笑)が「P(プログラムオート)」。
いわゆる半全自動モード。(簡単モードの全自動では、露出補正ができない)

何通りもある絞りとシャッタースピードの組み合わせと言っても、
答えは同じになるようにするわけだから、
どちらかを撮影者自身が決めれば、
もう片方は、必然的に決まることになる。


絞りのほうを撮影者が決めるのが、「Av(アパチャーバリュー)」。
いわゆる絞り優先AE
撮影者が絞りに「2」を選択すれば、シャッタースピードは必然的に「3」になるって考え方です。


逆に、シャッタースピードのほうを撮影者が決めるのが、「Tv(タイムバリュー)」。
いわゆるシャッター速度優先AE
撮影者がシャッタースピードに「4」を選択すれば、絞りは必然的に「1」になるって考え方です。


AE」とは、オートエクスポージャーの意味で、自動露出ってことです。
多少強引な言い方をすると、カメラが測光した結果が全ての源。
「Av」や「Tv」を使ってると、なんだか上級者みたいですが、
実は、かなりのカメラまかせなのであります(笑)


「M(マニュアル)」は、絞りもシャッタースピードも自分で決めるので、「AE」ではないのですよ。
マニュアル露出なわけです。
基本的には、カメラの測光した結果は無視、だから露出補正自体が無意味。
全て撮影者自身が決めるモードなわけです。

でも、実はこのモードでファインダーを覗くと、露出のメーターがあり、
自分で設定したのと、カメラが測光した明るさとのずれを教えてくれるんです。
だから、じっくり自分で絞りもシャッタースピードも調整したいときには便利なんですよ。

いぬ写真だと、シャッターチャンスは一瞬ですから、
あまり出番がないモードかもしれませんけどね。
a0150380_16212090.jpg

だから、どのモードでも結果的に全て同じになることが多々あります。
そのときは、出来上がった写真もまったく同じです(笑)
じゃぁ、なぜ、「P」と「Av」と「Tv」と「M」があるのかって話は、また次回。

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by mokomokohotaru | 2011-06-02 17:49 | いぬ写真の撮り方
画素ってなに?。
画素について、ちょっと書いてみようと思います。
カメラには必ず、○○万画素とか、○○万ピクセルとかの表記がありますよね。
ピクセルも画素も同じ意味です。

最近は、○○Mピクセルとかになってますかね。
この”M”は、”メガ”で、ゼロが6つってことです。
因みに”K(キロ)”はゼロが3つ、”G(ギガ)”はゼロが9つですよ。
12Mって書いてあれば、12,000,000のことで、12Mピクセルは1200万画素の意味です。

じゃあ、この1200万画素ってのは、何が1200万個あるのでしょうか。
これ、意外と知られてないのではと思い書いてみました。

フィルムを使って写すカメラのフィルムに当たる部分を
デジタルカメラでは、イメージセンサーといいます。
実はこの数字、このイメージセンサー上にある、いわゆるセンサーの数なんです。

色を検出すると言っても、デジタルカメラというのは、
赤と緑と青の3種類のそれぞれの色の濃さによって画像を作るので、その3色を測定します。
言い換えれば、この3色で全ての画像を作ってるんです。

そして、1ピクセルは、この内の1色しか測ってません。
測ってませんというか、測れません。(ごく一部例外もあります)
で、キヤノンのセンサー場合、赤と緑と青のそれぞれの割合は、1:2:1。

1200万画素なら、赤と青のセンサーが300万個ずつで、
緑のセンサーが600万個ということになります。

そして・・・、
のピクセルは、隣接するのピクセルの情報をもとに、
のピクセルは、隣接するのピクセルの情報をもとに、
のピクセルは、隣接するのピクセルの情報をもとに、
それぞれが本当の色を予想して色を作ってるんです。
すごい技術ですよね。
でも、極たま~に、苦手な条件が重なると間違っちゃうときもあるみたいですよ。
これって、意外と知られてませんよね?

で、この画素数。
多ければ多いほど、綺麗に写るってイメージを持ってる人も少なくないと思います。
間違いではないのですが、正解でもないのです。
でも、この話は次回。
a0150380_23325589.jpg

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by mokomokohotaru | 2011-05-31 23:41 | いぬ写真の撮り方
「露出」について①。
おはようございます。
元々、いぬが好きな人たちが一眼レフを買ったときに、
少しでも参考になればと思って始めたこのブログ「ほたるの絵日記」。

今回から少しずつですが、そんな方たちの役に立てるようなカメラの構造や設定について、
具体的に書いていこうと思います。
ですが、私自身が自己流なので一般的な常識からずれてることを書くかもしれません。
そして、私はキヤノンのカメラを使ってるので、
具体的な説明は、キヤノンのカメラになってしまいます。
大目に見て下さいね。


第一回目は、「露出」について少し触れてみたいと思います。

カメラは、光を取り込んでそれを画像にするのですが、
カメラに入る光の量が少なければ暗く、
逆に多ければ明るく写ります。

この光の量が適正になるように、カメラが計算するわけです。
これを「測光」といいます。光を測るってことですね。
この結果をもとに、カメラ自身や撮影者が「絞り」や「シャッタースピード」や「ISO」を決めるわけです。

「測光」の方式や、「絞り」「シャッタースピード」「ISO」については、今度、詳しくやりますね。
今回は、ちょっとおいておきます。

カメラってすごい。って思われたかと思いますが、実はそうでもなかったりします。
少々強引な言い方をすると、いつでも平均的な明るさに写るように計算しているだけなのです。

だから、夕方や部屋の中で撮ると、思ったより明るく写ったり、
空に浮かぶ雲を撮ると、実際より暗く写ってしまうのです。

ようするに、平均的な明るさにするということは、
白いものや明るいものは、実際よりも黒く暗く写していまい、
黒いものや暗いものは、実際よりも白く明るく写してしまうということなのです。

では、どうすれば見てるような明るさで写せるかというと、
カメラが導き出した結果を補正するのです。
これを「露出補正」といいます。

カメラが測光した結果をもとに、
出来上がりを黒っぽく暗くしたいのであれば、-(マイナス)に露出補正して、
逆に、出来上がりを白っぽく明るくしたいときは、+(プラス)に露出補正します。

簡単に言うと、白っぽいものや明るい写真を撮るときはプラス、
黒っぽいものや暗い写真を撮るときはマイナスすれば、
見たままの明るさになると言うことです。




現場での具体的な調整方法は・・・。
例えば夕方、思ったよりも明るく写ってしまったときは、まず「-1」して撮ってみる。
暗くなりすぎてしまったら、「-1/3」や「-2/3」にしたり、
もっと暗くしたいなら、「-2」にしたりして調整してみて下さい。





露出補正無し
a0150380_10413595.jpg


露出補正-1
a0150380_10415795.jpg
実際の明るさは、こんな感じでした。



でも、この「露出補正」は、応用撮影モードでしかできません。
キャノンのカメラでいう絵の書いてあるモード(笑)では使えないのです。
いわゆる、「P」とか「Av」とか「Tv」って書いてあるモードしか使えません。


折角、一眼レフを使うなら、是非この応用撮影モードを使って撮影しませんか?


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by mokomokohotaru | 2011-05-29 11:16 | いぬ写真の撮り方